Googleマップで
何となく生まれ育った町を見ていた。
育った校区には銀行や会社の寮が多く、まとまった土地がガラッと変わるので跡形もない所も割とある。
でも、それは小学校に上りたての時と3.4年生の時の変わりっぷりがあまりにも大きかったのでそれ程の悲しみはない。
幼稚園から1.2年生の頃?兄と兄の友人と少し歩けば山があった。山といっても今思うと小さな山だったと思う。粘土質の土地でまあまあのサイズの浅い池もありザリガニなんかもいたように思う。
なんと理想的な遊び場だったんだろう。
多分夏によく行ってたのだと思う。水に浸かってドロドロになって遊んだ。
そして気がつくと、建設機械が削ったり埋めたりし始めて、建売住宅が坂に沿って綺麗に区画が分かれちょっとした新興住宅街?になった。
そして一番見たかったのは、今はなき長年住んでいた家の跡地だ。
既に違う家が建ち、馴染んでいる。
周りは少しずつ変わりながらも変わらない場所も半分以上ある。
なんという気持ちと言えばいいのかわからない。
寂しいような懐かしいような胸が押し潰されるような辛く甘い泣かないけどなんなら泣きたくなるような気分。
まぁセンチメンタルなあれって事なんだけど。