スポーツは
小さいボールの球技と持久力を要するもの以外、どうやら周りに比べて有利だった。
父方の遺伝のお陰なのだろう。父を含め父の兄弟姉妹で4〜5名のインターハイ出場者がいる。(内容は格闘技、短距離走、水泳など)
そうだ、所詮は高校止まりレベルだと思う。
父の家は裕福ではなかったのでスポーツどころではなかったというのも一因かも知れない。
自慢とは言えないが、私も小学生の頃から水泳、陸上系(短距離走、高跳び、幅跳び、ハードル走、バスケットボール)など学校で代表になり、市の記録(一時的な)を持っていたりした。
いつも学校では一目置かれてはいた。
特に水泳は一番自分に合っているものだった。
詳しくは書かないが、とにかく体を動かすことには恵まれていた。
ところが精神面では負けず嫌いはうっすらとしかなく、何より全てにおいて必死な自分を見られることが何より嫌だった。
自意識過剰なのだと今ならわかる。
その結果、より綺麗に泳ごう、走ろう、跳ぼうと訓練した結果、タイムや記録はどんどん良くなるのだった。
つまり、人の目さえなければ水や空気と一体化できる瞬間を味わえた時には何とも言えない感覚が間違いなくあり、それは本当は手放したくはないものだった。
それをその時に自覚できていればと思うが,後の祭り。
それでもその感覚は数十年経っても鮮明に覚えている。
余計な事をかいて長くなったのでまずはここまで。